台湾・台南の旅
2016/4/30〜5/4

こんにちは、パンダのキーパンです。
ゴールデンウィークに、台湾の台南に行ってきました。
今年の2月に発生した台湾南部大地震の被災地である台南を励ましたくて、その直後に台南旅行を計画したんだ。
結論から書いてしまうと、台南はとても「元気」でした。
逆に4月から続いている熊本大地震のことを心配してくれて、街角でも熊本がんばれのメッセージボードを見たりとても感動したの。
念願の「烏山頭ダム」や「飛虎将軍廟」にも行けて、充実した旅行だったんだ。
キーパンは台湾に行ったのは8回目(1234567)。美留子さんは16回目らしい?
では、キーパンの、台湾・台南日記です。
 
2016/4/30
あっという間に台北へ。
新幹線の切符を買って台南へ。
車両の中にいるだけでは日本みたい。
子供の視線が…
新幹線は、台湾・嘉南の大穀倉地帯をビュン。
ここは、嘉義の付近だったカナ。
新幹線の台南駅から、台鉄に乗り換えて台鉄台南駅まで移動。
渋くてゆっくりした電車。
日本統治時代に建てられた白亜の台南駅。
椰子の木が南国風なの。
(美留子さんは実は台南は3回目だった…)
日台親善企業の檳榔屋さんの馬路楊(マルヤン)さんを表敬訪問。
ペチャクチャおしゃべり。
マルヤンについての詳細はココ
2016/5/1
念願の烏山頭水庫へ。
八田與一さんの像にご挨拶。
そして慰霊。
これが烏山頭水庫。
コンクリートのダムのイメージがあったけど、巨大な湖の堤防公園のような印象なの。
ダムというより貯水庫。
八田さんや他の日本人技師が暮らした家がその場に再建されているんだ。
八田さんちの庭の池は、台湾島の形をしているの。
きれいに再建してくれてありがとうの気持ち。
烏山頭訪問についての詳細はココ
台南に戻ってきて、タクシーで飛虎将軍廟へ。
「歓迎 日本国の皆々様、ようこそ参拝にいらっしゃいました」という横断幕も。
それだけでジーン。
飛虎将軍廟訪問についての詳細はココ
次は安平へ移動して古堡。
ここだけ静かに時が止まっている感じがするの。
再建されたお城や老街のほうは…(以下自粛)。
台南に戻ってきて、孔子廟へ。
広場では桂格さんが台語歌の無料ライブをしていたんだ。
トークも楽しく。
今話題の再建された林百貨。
屋上には第二次世界大戦時の米軍の機銃掃射の跡も残っているの。
2016/5/2
台鉄台南の隣の駅「保安」。
日本統治時代のもので、台湾で一番古く、一番保存状態が良いといわれている木造駅舎。
保安の元の警察署。
ガジュマルにやられてしまっていて、今はファサードだけが残っていて、バス停として使われているの。
この心づかいが素晴らしい。
台南に戻ってきて、321巷藝術聚落へ。元の日本軍の官舎をリノベーションした芸術村。
地元の大学生がボランティアの授業で老人ホームの人たちと散歩をしていたの。
楽しそうにハイ、チーズ。
蚊がひどい。
日本統治時代の台南州知事官邸。
1923年(大正12年)、 当時、皇太子だった昭和天皇が宿泊されたの。
中の見学もできるんだ。
Cafeもあるの。
ようやく赤カン樓を見学。
お寺ではなくてお城なの。
この頃、灼熱太陽ギンギラギン。
「天壇」も参拝。
この「天壇」は、台南で一番標高が高いトコだそうなの。
とはいっても、もっと高いのは北極殿だと思うの…
2016/5/3
今日は台南から新幹線で台北に移動。
午後は時間つぶしに淡水〜八里へ。
美留子さんは淡水は実は3回目だった…
もうイイヤ。
2016/5/4
今日はもう帰る日。
午前中に紗帽山温泉の「川湯」に行ってきたの。
この後は台湾式シャンプーとか。
夕方の便で帰ります。
今回の旅を回想しているトコ。

冒頭にも書きましたが、2月の台湾南部大震災の被災地台南を励ましたくて行った台南。
でも逆に台南の人からは、4月から続いている熊本大地震のことを心配してもらい、感謝感激の旅でした。

食べ物の写真が一つもないけど、もちろんいろいろ美味しいものを食べましたよ。
台鉄便當、オアツェン、ミーガオ、擔仔麺、蝦巻、オアミソ、サバヒ粥、肉燥飯、肉粽、花枝羹、蝦仁飯、豚足、小籠包、三味鶏、地瓜葉炒め、キャベツ炒め、自助式プレートランチ、豆花、フルーツかき氷、プリンなどなど。

馬路楊(マルヤン)檳榔會社について
一青妙さんの「私の台南」で紹介されているマルヤンさん。
住所を頼りに訪問してみると(台南市中西區民族路三段136號)、噂通り、大変歓迎してくれました。
本業は檳榔屋さんで、妹さんが檳榔を作っていて、お客さんもひっきりなしに檳榔を買いに来ます。
芳名帳によると、我々は249組目の訪問客だそうです。
熊本のことを心配してくれたり、CAFEを紹介してもらったり、一年に20回くらい台南に来ている日本人のYさんの話とか、共通の友人のひがしさんの話とか、ホテルじゃなくて民宿に泊まればよいとか、とても楽しい、マルヤンさんへの訪問でした。

「烏山頭水庫」について
せっかく台南に行くならば、烏山頭に行き、八田與一さんの慰霊をしたいと思っていました。
 (そもそもの八田與一さんについてご存じない方は、検索してみてください。)
台南から台鉄の区間車で30分ほどの「隆田」に行きます。
駅前のタクシー乗り場にはタクシーが並んでいます。
「ウンチャン」に「烏山頭ウーサントウ」と言うといきなり日本語で「烏山頭水庫 八田與一慰霊碑 記念館 観光コース 90〜120分 800台湾ドル」的なものが書かれパウチッコされたものを見せられました。
「隆田駅」から「烏山頭ダム」までは、15分くらいで到着すると思いますが、入り口から銅像やダムの全容、記念館、再建された日本家屋などを見て回るにはやはり車がないと熱中症になりそうです。
どこもきれいに整備され、今でもこんなに大切にしてもらっていることに感動しました。
またコンクリートのダムのようなものだとイメージしていましたがそうではなく、巨大な湖の堤防公園のようだったことにも驚きました。
さらには山奥にあるのかと思っていましたが、標高はそれほど高くないのです。
それで嘉南平野一帯を潤すのだから、いかにすごい水庫なのだろうかと思います。
今回運転してくれたタクシーのウンチャン李さんもいい人で(日本人観光客に慣れた様子で)、楽しく訪問できた烏山頭でした。

「飛虎将軍廟」について
こちらもせっかく台南に行くならば、飛虎将軍廟にも参拝したいと思っていました。
 (そもそもの飛虎将軍廟についてご存じない方は、検索してみてください。)
台南駅からは6kmくらい。
タクシーで「鎮安堂 飛虎将軍廟 台湾台南市安南区同安路127号」と書いたものを見せたら、すぐに理解してくれました。
「歓迎 日本国の皆々様、ようこそ参拝にいらっしゃいました」という横断幕が泣かせます。
ひとしきり参詣し、今でもこうして杉浦少尉をお祀りしてくれている台湾の人たちに感謝しました。

キーパンは台湾が大好き。日台友好。
台湾にはまた必ず行きますよ。
キーパンに優しくしてくれた皆さん、ありがとう。
また一緒に遊ぼう!
 

お出かけ日記のindex▲