2回目の白馬岳〜大雪渓とお花畑の稜線漫歩〜坂の上の雲
2017/7/28〜30

こんにちは、パンダのキーパンです。
美留子さんと一緒に、白馬岳に登山に行ってきました。
白馬岳は、美留子さんの亡くなったお友達、i坂さんとの思い出の山。
そして美留子さんはお膝と足首の手術をして以来、今だったら白馬の大雪渓を登れる気がしたんだって。
またNHKドラマ「坂の上の雲」のエンディングの小蓮華山を歩いてみたかったんだって。
今回は、クラブツーリズムの白馬ツアーに、4月早々に申し込み、キーパンも初めてお会いする方たちとの山行が楽しみだったんだ。
そしてMr.J.H.にもRIP.

キーパンは、身体機能と運動機能を向上させるまったく新しいハイパフォーマンスウエアのC3fit(一般医療機器)を着ているの。

行程は一番最後にネ
 
2017/7/28
新宿発のバスツアー。
白馬の猿倉に到着、そしてすぐに登山開始。
白馬尻小屋に到着〜。
大雪渓は目の前です。
今日はココに泊まるの。
白馬尻小屋の目の前からの絶景。
明後日はこの稜線を歩くのだ。
晩御飯〜。
楽しく皆さんでワイワイガヤガヤ。
2017/7/29
朝六時、白馬尻小屋を出発。
そして10分ほどで大雪渓に到着〜。
アイゼンを付けて、ヘルメットをかぶって出発です。
ここから先、美留子さんは余裕がなくてキーパン写真は無し。
ここは大雪渓の終了地点。
落石がゴロゴロしているの。
この頃、雨〜。
寒くない。
大雪渓の後は、岩ゴロエリア。
大雪渓の上を、落石がガラガラと落ちていくのが見えるんだ。
この後は小雪渓をトラバース。
キヲツケテ・・・
いよいよお花畑に到着〜。
あたり一面高山植物の宝庫。
雨のしずくもキラキラとステキ。
白馬岳直下の白馬山荘に到着〜。
ここはちょうど県境なんだ。
アッチ行ったり、コッチ行ったり。
白馬岳頂上までピストンで登頂。
霧で視界ゼロ。
ガックリコン。
戻ってきて、皆さんと一緒にスカイプラザでケーキセット。
ビールのお方も…
晩御飯の後、同室の皆さんとワイワイガヤガヤ。
2017/7/30
朝四時出発〜。
今日はお花畑の稜線漫歩の日。
ここは白馬岳山頂。
ご来光は見えなかったけど、晴れそうな予感!
三国境を過ぎて、新潟県と長野県の県境の稜線を歩くのだ。
下り坂の岩場で、美留子さんはスッ転んだ。
新潟県最高峰の小蓮華山に登頂。 しばらく歩いて船越ノ頭から振り返って小蓮華山。
この景色がまさに、NHKドラマ「坂の上の雲」のエンディング。
この目で見ることができて感激。
この瞬間だけ晴れたの。
雷鳥さんにも会えたんだ。
こんにちは!
このあたり、岩ゴロの登りでウンザリ・・・
乗鞍岳頂上。
写っているのはオモシロイオジサマ。
ここからは一気に下ります。
岩ゴロの下りはまだまだ続く。
天狗原から、降りてきた岩ゴロ地帯を振り返って。
緑の山に見えるけど、かなりの岩ゴロ。

天狗原の後は、粘土質のドロドロ状態を転ばないように超緊張状態で下り、栂池でゴール。
長かった。。。

2回目の白馬岳。
ツアーとはどんな感じなのか心配でしたが、皆さんキーパンに親切で、とても楽しく山行することができました。
白馬=大雪渓というイメージですが、大雪渓は登りの半分もない感じで、全体的にはあっという間でした。(1回目はどうだったか、覚えていない)
天気が悪くてガスっているときが多かったのですが、念願の「坂の上の雲」の時だけ突然に晴れて、神様に感謝の山行でした。
実際、稜線歩きは大好きです。
ツアーの参加者が途中お怪我をしてしまい心配しましたが、病院に行き、無事、電車で帰ったそうです。
岩ゴロにはご注意。
そして乗鞍岳からは事情により、スピード重視で下山。
今度はこちらが転ばないよう、超緊張状態での下山でしたが、栂池に到着した時の安心感たら!
2泊3日、亡くなった方たちを思い出しご冥福をお祈りしつつ、そして新たな出会いに感謝しつつの、楽しい白馬岳でした。

■今回の日程表
・2017/7/28(金)
0800 新宿発〜途中事故で大渋滞
1510 猿倉発
1630 白馬尻山荘着(霧が出たり、稜線が見えたり)
1730 晩御飯 〜 部屋でペチャクチャおしゃべり
1900頃 就寝

・2017/7/29(土)
0400 起床
0500 朝食
0600 出発
0620 大雪渓開始(曇り)
0840 大雪渓終了 岩場へ(雨)
1015 小雪渓
1100 お花畑(曇り)
1210 村営白馬岳頂上宿舎にて昼食
1300 村営白馬岳頂上宿舎発
1310 稜線へ(霧)
1330 白馬山荘着(霧)
1400 希望者で白馬岳山頂ピストン(霧)
1500頃から レストラン スカイプラザ白馬でケーキセット。ビールの人も。
1720 晩御飯 〜 部屋でペチャクチャおしゃべり
2000頃 就寝

・2017/7/30(日)
0300 起床
0400 白馬山荘発(霧)
0420 白馬岳山頂
0442 ご来光(雲で見えず)
0630 小蓮華山山頂
0730 船越ノ頭(突然太陽が!)
0900頃 白馬大池(10分休憩) この後、岩場を登る
1000頃 乗鞍岳山頂
1100頃 乗鞍岳下山開始 〜 この後、岩場を下る。事情により、ここからスピード重視
1200 天狗原 〜 この後、粘土質でドロドロ
1330頃 栂池自然園着 昼食
1430 ロープウェイ、ゴンドラ
1540〜1640 温泉 〜 東京へ
2200 新宿着

■さて今回、美留子さんが着用していた装備のうち、良かったものを、キーパンが代わりにご紹介します。

・バックパック : THE NORTH FACE エフピーハイブリッド30
重さは820g。今まで使っていた「テルス30」が1,250gだったので、軽い。
ベスト型ショルダーハーネスには、カメラとか、メモとか。ヒップベルトには行動食。
ドリンクはハイドレーションなので、いちいちリュックを下すことなく、サコッシュバッグを持つことなく、自由度が増しました。
買う時に30か40かで迷いましたが、今回の行程では30で充分。
キーパンやヘルメットを入れても、まだ余裕がありました。

・防水シェル : THE NORTH FACE ストライクトレイルフーディ
耐水圧20,000mm、透湿性40,000g/m2-24h(B-1法)の防水透湿力を維持しながら、105gというさらなる軽量化を実現したTHE NORTH FACE史上最軽量の防水シェル。
ランニング用に買いましたが、今回はこれで充分でした。
レインの上下は、頂上でご来光を待機する時用に来ましたが、動き出したらもうこのストライクトレイルフーディで充分でした。

■全体的な服装コーディネイト
上半身は、ノースリーブのウールの下着、半そで吸汗速乾TシャツにC3fitアームカバー。
下半身は、C3fitハーフタイツ。ゲイター。トレッキングパンツ。頭はサンバイザー。

雨が降った場合、防水シェルのストライクトレイルフーディジャケットと、レインパンツ。

小屋についたら、下着を着替える。薄いフリースを着る。Tシャツは翌日までに乾かして使いまわし。
薄いダウンは持って行ったのですが、小屋で本当に寒いときのみ。行動中は着なかった。
(服装は当日の天候次第では必要になったかもしれませんので、あくまでも参考にしてください。)
雪よけにスパッツをはいていましたが、翌日も泥除け用につけておいてよかった。

■手術した膝と足首の件
以前は、下山の時に、左ひざと左足首が激痛でしたが、手術後(念のためテーピングもしましたが)全く痛くなりませんでした。

思い出に残る、楽しい2泊3日でした。
キーパンに優しくしてくれた皆さん、ありがとう。
また一緒に遊ぼう!
 

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