初めてのシンガポール First Singapore
2015/8/8〜12

こんにちは、パンダのキーパンです。
夏休みの旅行に、キーパンは初めてシンガポールに行ってきました。
シンガポールは、1965年8月9日にマレーシアから独立。
今年は50年目の建国記念日と言うことで、街はお祭りムード一色です。
1SGD=92JPY。

Hello,I am Kipan of panda.
Kipan went to Singapore for the first time.
This year Aug 9th, Singapore's golden jubilee. 50 year's celebration!
 
2015/8/8
ホテルのあるオーチャードロードに到着。
街は「SG50」のお祝いムードです。
最初の晩餐は、海南鶏飯(7.5SGD)とラクサ(5.5SGD)。
ラクサはこのココナツ風味のが好きなんだ。
Chicken rice and Laksa.
晩御飯の後は、大衆芸能の王道、「歌台」を見に行ったんだ。
盛り上がっている!
Kipan went to see GETAI.
I love Hokken songs.
地元のオジサン、オバサンと一緒に観覧しているトコ。
今日はMRT Red Hill近くの団地の中庭的な廟の前で行われていたのを見たの。
司会の王雷さんと女性歌手のトークタイムね。
「歌台」については最後のまとめをネ。
ひとしきり歌台を楽しんだ後は、ラッフルズホテルに移動〜。
やはりすごくステキなホテルです。
一度泊まってみたい。
Raffles Hotel.
ラッフルズホテルのシンガポールスリングを。
ホンモノ。でも、31SGドル。
一杯3,000円近くてビックリ!!
Singapore Sling. 31SGD!!
2015/8/9
今日はシンガポールの50年目の建国記念日です。おめでとうございます。
今日は国内のものがあれこれ無料です。
Today is golden jubilee.
Public transportations are free admission.
お約束の、ライオンとパンダの対決。
Lion vs Panda.
国立博物館。
特別展、「シンガポールの700年」を見学。
日本が占領して「昭南島」としていた時代も紹介しています。
National Museum.
SINDAPURA 700 YEARS.
次はプラナカン博物館へ。
Next Peranakan museum.
この時クシャミ百連発ぼっ発。
うわ、ディック・リーさんの写真も。
Mr.Dick Lee.

「プラナカン」については最後のまとめをネ。
キーパンの大好きなプルメリアの花があちこちに。
I love Plumeria flower.
Lau Pa Satのホーカーセンター(屋台街)へ。
バクテ(肉骨茶)と福建炒麺。
クーラーがなくても、天井の扇風機が心地よいの。
バクテはお茶ではなくてお肉の漢方スープヨ。
Bak kut teh and Hokken Mee.
チャイナタウン。
人が多くて暑くてグッタリ。
China town.

この後は一度ホテルに戻って昼寝したんだ…
夕方から、ナイトサファリヘ。
後ろで記念写真を撮っているカップルがオモシロイ。

Night Safari.
ナイトサファリの前に、動物園内のレストランで晩御飯。
Restaurant in the zoo.
日没してからトラムに乗って出発です。
動物たちがすぐ近くで歩きまわっているの。
暑い…
でも風が吹くと意外と涼しいの。
その後は小動物のショー。
ここはすり鉢状になっていてすごく暑い…
2015/8/10
今日は一日、国境を渡って、マレーシアのジョホールバルの観光なんだ。
美しいスルタン・アブバカールモスク。
丘の上にあり、風が心地よいの。
1 day trip for Malaysia,Johor Bahru.
Sultan Abu Bakar Mosque.
巨大な蟻塚にビックリ…。
マレー文化村へ。
伝統的なマレー人の生活スタイルを表現。
Malay cultural village.
バティックの絵付け体験。
これはいつかキーパンの衣装になることでしょう。
Printing for Batik.
インドのミルクティ、テタリの実演。
Teh Tarik.
マレースタイルのダンスと音楽のショー。
Malaysian dance and music.
ジョホールバルのヒルトンでビュッフェランチ。
さすがマレーシア、デザートにアイスカチャンがありました。
ice-kachang
このツアーの感想は最後のまとめをネ。
オーチャードロードに戻ってきました。
これは有名なアイスクリームスタンド。
大きな塊のアイスクリームが食べられるの。
Ice cream stand at Orchard Road.
マリーナ湾沿いの、パームビーチシーフードレストランでチリクラブ!
美味しいの!
chill crab at PALM BEACH SEAFOOD RESTAURANT
チリクラブを食べていたら、向かいのマリーナ・ベイ・サンズで「音楽と映像と照明の夕べ」がはじまったんだ。
ここは風が吹いて、なかなか心地よいの。
Light and music show.
マーライオンにジャーと水をかけられるキーパン。
wet Kipan.
2015/8/11
Serangoonにある日本人墓地公園に行ってきました。
くわしくは最後のまとめをネ。
The Japanese Cemetery Park
このエリアは見渡す限りずっとからゆきさんのお墓です。
合掌。
こちらは太平洋戦争の戦没者の慰霊碑。
合掌。
帰りにそのままリトルインディア、アラブストリートに行きました。
歩いた…
Little India and Arab street.
暑過ぎて、お昼ご飯はアイスカチャン。
そして炒〔米果〕條(チャークイティアオ)。
これも好きなの。
ice-kachang and Char Koay Teow
最後の晩餐は、うまく説明できないけど、鶏!
海南鶏飯の鶏の部分がメインです。 真ん中の丸いお皿がそれですが、これで半分サイズなの。
ビールも飲んで、64.74SGD。
三〔中/皿〕兩件( Soup Restaurant)というお店。
Samsui ginger chicken at Soup Restaurant-Paragon
深夜便で帰ります。
さよならシンガポール。
いつかまた来ます。
Goodbye Singapore.
See you again.
初めてのシンガポール。   (以下は、あくまでも個人的な感想です)
ちょうど建国50周年にあたり、国中はお祝いムードでした。おめでとうございます。
リー・クァンユーさんも御存命でしたら、どんなに喜んだのではないかと思います。

今まではシンガポールはマレーシアとセットな印象でしたが、全然違う印象でした。
一言で言うと、「MIX」ではないでしょうか。
マレーでもなく、中華でもなく、インドでもなく、英国でもなく、様々な人種、文化がMIXされた国だと感じました。
特に今回建国記念の日の雰囲気を見て、「シンガポール人」というアイデンティティを、国を上げて確立しているのだと思います。

食べ物はどれもこれも美味しくて、考えてみたら、チキンライス、バクテ、ラクサ、チャークイティアオ、サテー、カヤトースト、カレーetc。
大好きなものばかりです。
ただ、ペナンで良く行った、個人経営の典型的な「コピティアム」が無かった感じがしました。
もう少し歩きまわれば見つかったのでしょうか。
物価はシンガポールはかなり高いです。

今回の旅でやりたかったことのうち、ハードルが高かったのが「歌台」と「日本人墓地公園」訪問。
どちらもできて心残りはありません。

公用語は英語の国ではありますが、華人とは中国語も通じます。
どちらも使えて楽で良かったです。
またきっと、のんびりブラブラしに行きたいです。

その他、特記事項のまとめ

■歌台について
シンガポールの華人の大衆芸能の王道、「歌台(getai)」。
廟の前の空き地に大きなテントを建てて、歌手が次々登場し、福建語の歌を歌います。
(無料の野外コンサートのようなものです。ロックあり、演歌あり。福建語の歌が中心ですが、北京語の歌もあります。)
今では年中シンガポールのどこかで開催されていますが、本来は仏教のお盆の時期に、慰霊のために集まって行われていたのが進化したものとのこと。(日本でも盆踊り的なものがありますね)
旧暦7月1日は地獄の釜の蓋が開く日、お盆月のはじまりです。
本来は旧暦7月1日から大々的に歌台がはじまり、旧暦7月15日に最高潮を迎えます。
今回、私も歌台を見ることができました。
地元のオジサン、オバサンがのんびりおしゃべりしながらそれを見ています。
前方の丸テーブルでは食事も食べられるようですが食べてる人はいませんでした。
福建語の歌を聞きながら、遥々赤道近くまで来たことをしみじみ感じます。
シンガポールでは、毎日どこかでこの歌台が行われているようですが、どこで行われているかについては、FACEBOOKの「Singapore Getai Supporter 新加坡歌台支持者」が参考になりました。

■日本人墓地公園について
ここについては、このサイトの沿革が詳しいです。
明治24年から墓地として使用されていましたが、現在シンガポールでは土葬が禁止と言うことで「公園」として一般開放しているそうです。
シンガポールで活躍したや人旅行者の他、多くのからゆきさんたちも埋葬されています。
奥の方一帯はからゆきさんの墓碑が続き、感傷的になります。
まだ飛行機もなかった時代、遥々シンガポールまで来て命を落とした人々を想います。
また太平洋戦争の戦没者、作業隊殉職者、殉難者(チャンギ刑務所のBC級戦犯)の慰霊碑もあり、手をあわせて来ました。
シンガポールに日本人墓地があるということを知らない人が多いと思いますが、日本人が行って手を合わせれば、亡くなった人たちも喜ぶと思います。
また、明治、大正、昭和と様々な出来事がありましたが、この墓地をあばくことなく守ってくれたシンガポールの人たちに敬意を表し、日星友好を祈ります。
行き方:MRT Serangoon駅のE出口出てすぐのタクシー乗り場から5分くらい。
住所:825B Chuan Hoe Avenue The Japanese Cemetery Park
行き方については、ここが詳しいです。

■プラナカンについて
ペナン島を訪問した時にも詳しく書きましたが、マレー半島に15世紀から16世紀に移民し、貿易、開発で成功した人たちの子孫を広義で「プラナカン」と言い、現在は一般的に(古くからの)華僑の子孫「プラナカン・チナ」を「プラナカン」と言うそうです。(19世紀後半に移民してきた人たちとは一線を画しているらしい)
成功した人たちのライフスタイルなので、「豪華」の一言です
(「プラナカン博物館」としての規模としては、ペナンの博物館の方が目を見張るものがあったような…)
ちなみに音楽家のディック・リーさんは、中国からの移民7代目とのことです。

■マレーシア、ジョホールバル日帰りツアーについて
どうしてもマレーシアに入国したい人ならばともかく、旅行代理店のオプションとしては行かなくていいデスヨ。(個人的感想)
自由時間は全くありませんし、近くにお店があるようなところには行きません。
去年のペナン旅行で余ったマレーシアリンギットをシンガポールまで持って行き、ホテルに忘れ、「あーー!」と思ったのですが、使うところに行かなかった…。
でもガイドさんや文化村の人たちは笑顔でとても良かったですヨ。
マレーシアに入国するならば、個人で行けばいいかな。(それも大変だとは思いますが…)
移動中、ジョホール海峡にかかっている橋を徒歩で歩いている人(徒歩で国境を超えている人)も見ました。
面白そうでしたが、暑くて倒れそうです。

■JTBについて
今回、JTBのパックで日本〜シンガポール及び、現地のオプショナルツアーに参加しました。
ナイトサファリもJTBで申し込みましたが、この日だけで200人もの大ツアーでした。
暑くて暗い中、滞りなく、毎日このツアーを挙行しているのはすごい…
8/12には、500人近くの日本人がJTBパックでやってくるそうです。
アランさん、ケントさん、ジャッキーさん、ドライバーさん。
皆さん笑顔でテキパキと、(良い意味で)システマチックでとても素晴らしいと思いました。

シンガポールにはまたいつか行きたいと思います。涼しい時はあるのカナ…?

Thank you Singapore.
See you again.

キーパンに優しくしてくれた皆さん、ありがとう。
また一緒に遊ぼう!
 

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