初戀紅豆冰/Ice Kacang Puppy Love/アイス・カチャンは恋の味
監督:陳慶祥(阿牛)
2010年 / 105分

 
初戀紅豆冰/Ice Kacang Puppy Love
監督・脚本:陳慶祥(阿牛)
國家:馬來西亞マレーシア
2010年作品
105 分間
公式サイト:http://www.icekacangpuppylove.com/
監督・脚本:阿牛
出演:阿牛、アンジェリカ・リー(李心潔)、ゲイリー・ツァオ(曹格)、フィッシュ・リョン(梁靜茹)、ビクター・ホワン(黄品冠)、エリック・モー(巫啓賢)、イー・ジエチー(易桀齊)、ニコラス・テオ(張棟〔木梁〕)、ペニー・ダイ(戴佩〔女尼〕)

阿牛が長年あたためてきた映画作品です。
舞台はマレーシア、出演者もマレーシア華僑の皆さんです。
2010/4/6、香港国際映画祭で上映され、2010/4/14、マレーシアのKLでプレミア上映会が上映されました。

物語:少しだけ昔のマレーシア。小さなカフェの次男坊ボタックは寡黙でシャイな少年。一つ屋根の下に暮らす勝ち気な少女ファイティング・フィッシュに恋心を抱いている。もちろん気持ちを伝えることなどできず、思いの丈を絵にこめていた。ファイティング・フィッシュは母に反発し、幼い頃に別れた父親に会いたいと思い続けている。やがて、2人と幼なじみの仲間たちに、人生の次の一歩を踏み出す季節が訪れる…

マレーシアの小さな村を舞台とした、1980年代の、若者たちの甘く、せつない物語。

2010年10月、東京渋谷で開催された第11回NHKアジア・フィルム・フェスティバルで上映されました。
 
   

私Millの感想:ネタバレあり
10/23、24と、NHKアジア・フィルム・フェスティバルで見てきました。
心潔さんをはじめ、出演者の皆さんは、高校生から20歳くらいの役を演じています。
心潔さんや阿牛のせつない思いが伝わってきました。
特に「さよなら」しか言えなかった阿牛、大切な絵をコンクールに出されてしまって泣いた阿牛のせつなさに涙腺がジーンとしました。
また、心潔さんのお母さんの描写もとてもつらかった…

マレーシアの南国のマッタリ感が感じられました。
コミカルなところもありますが、その昔、携帯電話もパソコン無く、電話も自由自在にかけることができなかった頃のことを、甘酸っぱい気持ちをもって思い出しました。

  

TOP▲